ブロー成形 A to Z

押し出しチューブ成形についてまとめました。 雨樋や水道管などの成形方法。

押し出しチューブ成形

チューブからプラスチックを押し出す

最期に押し出しチューブ成形について解説します。押し出しチューブ成形とは、正に読んで字のごとくなんですが、 洗顔料や歯磨き粉のようなチューブ状の容器に入ったものを指で押し出すイメージの成形方法です。 高温で加熱して溶けた状態のプラスチック材を押し出し成形用の機械に流し込み、出口に取り付けられた金型(口金)へ継続的に押し出していくやり方となります。 こうして金型を通って押し出されると、プラスチックの長い空洞状の物体が出来上がります。

出来上がる商品

長い空洞状の樹脂製品というと何があるでしょうか。例えば庭に水を撒く時に使うホースがそうです。散水用ホースは長いものでは30mを超えるものもあり、 押し出しチューブ成形の真骨頂ともいえる商品かもしれません。他にも住宅用の雨樋や水道管などがあります。 散水ホースは柔らかめの商品ですが、こちらは硬い樹脂製品となります。太さや断面の形は口金の大きさ・形によって変えられます。 太いものから極細の物まで樹脂製のチューブを作ることができます。

宇宙でも!?

プラスチックとひと言で言っても、その性質・特性によって様々な種類に分かれます。それぞれの性質を活かしたチューブは実に多岐にわたる分野で利用されています。 難燃性、超耐火性、さらには耐放射線性能までもった材質で成形されたチューブは、自動車や医療業界だけにとどまらず、航空産業・宇宙産業にまで利用されるほどです。

スポーツや玩具用としても

柔らかで肌あたりの良いシリコンゴム製のチューブは色々なシーンで利用されています。 シリコンゴムは耐熱耐寒にとても優れているので、ウインタースポーツ、雪山登山で使用するアイテムによく使われます。 柔らかくてけがをしにくいので、赤ちゃんの食器やおもちゃの部品などにも使われます。 このように素材を変えて、ある性質に特化した商品を作ると、また思わぬ利用法が見つかったりして、もっともっと利用範囲が広がっていきそうですね。

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